青の炎
- アスミック
- 青の炎 特別版
原作を読んで、とても面白かったので映画もと見てみました。
結果は・・・。
やっぱり原作読んで映画を見るのって難しいですね。
原作はやはり量あるけど、映画は約2時間に納めなくてはいけない。
しかも原作はある意味自分の理想を思い描くわけですから。
大体のあらすじとしては、主人公の高校生の少年が住む家に
ある日母の元旦那が転がり込んでくる。
そして徐々にずれていく日常…そのずれを埋めるべくあがく少年。
といった感じです。
原作では少年が徐々に闇のはざまへ落ちていく様の心の葛藤が
狂おしいほどで、こちらも締め付けられる思いなのに対し、
映画は短絡的に落ちていく、ある意味現代の少年犯罪を模した形になっているのかな。
なんかそこら辺のギャップに違和感を感じてしまった。
友人の大門も原作では、結構重要な役だった気がするのですが、
映画ではかなりおちゃらけたキャラになってたし…
そして松浦あやの演技が、ひどすぎた(笑
でも他の人のレビューを見る限りでは結構皆さん好印象を得ていた感じ。
中には面白い感想を書かれている方もいて
こういった角度で見ているんだと。
映画を見る目も欲しいところ。